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[ 効果・仕組み ]

動的平衡とは?ダイエットを科学する

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面白いです。大変面白い。今年今後手にする書籍の中でも間違いなくトップテンに入ると想います。最近読んだ書籍ではピカイチ。

動的平衡 〜生命はなぜそこに宿るのか」福岡伸一著

分子生物学がご専門の福岡さんは「動的平衡」というキーワードを元に様々なことを解き明かして行きます。

動的平衡って言われてもなんだか判らないかもしれませんが、すなわち、

「動的(ダイナミック)にいろいろ入れ替わっているんだけど、ある時点とある時点を比べるとあんまり変わっていないように見える状態。」

と、言うこと。

身体のことそのものを福岡さんはこう表現します。

毎日食事をしますよね。で、その食事はエネルギーになるのと同時に身体の一部になっていきます。細胞が入れ替わるんですね。で、数ヶ月もすると骨も含めて殆どの細胞が入れ替わっているんだそうです。

これ、すなわち「動的平衡」。

で、ダイエットに関しても分子生物学的アプローチで解説してくれています。分子生物学的とはいっても殆どこれ以外のことはないんですよね、実際。

ちょっと簡単に要約しますと、

「人間はその原型がこの世界に現れてから700万年の間、ほぼ一定の環境に置かれていた。飢餓状態である。」

「朝起きれば、今日はどのように食べ物を手に入れるか、と。「生存」が唯一最大の活きる目的だった。」

「だからたまにお腹一杯食べることができた時には食べられる限りを食べ尽くし、身体もそのエネルギー蓄えられるだけ蓄えた。そのような「効率的」な貯蔵メカニズムを進化させてきた。」

「食糧事情は一変した。ここ数十年はむしろ飽食の時代と言われてきた。実際に国内でモノを食べていて必要な栄養分を摂取できないことは殆どなくなった。」

「我々が700万年の時間を掛けて進化させてきた貯蔵システムを、数十年の間に変化させるのは無理な話だ。そのシステムはそのまま肥満のメカニズムとなる。」

これ以上わかりやすい解説はないんだよ、という感じで「そりゃ、そうだよね。」と想わざるを得ません。あとは皆さん、読まない手はありませんよ、これ。こんなに強く推奨するのは私としては珍しいですな。強制に近いかも。^^

ここをクリック。

で、福岡さんは「ドカ食いよりもチビチビ食い」を強く推奨されておられます。

インシュリンの役割やアミノ酸に分解されてから体内に吸収されるメカニズム、カロリー摂取と代謝のスピードと貯蔵のメカニズムなど、読んだ後はなにか自分も専門家になったかのような錯覚に陥るほど、文章がわかりやすい。

ダイエット中のみなさま、読後にチビチビ食い、納得して実践してください。

いやー、良著です。

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